こんにちは、アリスターです。
「ホリエモンって、何故あんなに政府や自民党を擁護すんの？」
…そう思ったあなたは鋭い。
既得権益や古臭い慣習が大嫌いで、いつもズバズバと物申す堀江貴文氏（ホリエモン）が、近年やたらと自民党＆政府寄りの発言を繰り返していることに、違和感を覚えた人も多いのではないでしょうか。
そんなホリエモンが、何故ここまで不自然なレベルで“自民党信者”になってしまったのか。
今回は、その裏に隠された”真実”について、丁寧に分かりやすくお伝えします。
１．元々は”反権力”だった
ホリエモンと言えば、かつてライブドアでITバブルの寵児となり、フジテレビ（ニッポン放送）買収騒動でメディアと衝突。まさに既得権益に逆らったことで、本来なら罰金程度で済まされる粉飾決算において、逮捕・実刑判決まで受けました。
そのキャリアから考えても、いわゆる「既得権益」や「体制側の人間」が大嫌いなのは筋金入りです。彼自身もそれを誇りにしていて、選挙にも「誰がやっても変わらない」と吐き捨てるようなスタンスでした。
２．自民党を擁護し出した
ところが近年、「自民党批判は的外れ」「野党よりはマシ」などと自民党を擁護する発言が増えているのです。
下記は、実際に本人のSNSやYouTubeなどで確認できる発言の例です。
| 日付 | 発言内容（要約） | メディア |
|---|---|---|
| 2023年 | 「増税路線は仕方ない」「文句言うなら稼げ」 | Twitter/X |
| 2024年 | 「立憲民主党は現実見えてない。自民の方がまだマシ」 | YouTube：ホリエモンチャンネル |
| 2024年後半 | 「国の支援があるから、ベンチャーも成長できる」 | 自身の講演会 |
３．擁護する理由
お待たせしました。
以下、ホリエモンが自民党を擁護しまくる真の理由です。
何とは言いませんが、ズブズブです。
✅ 理由①：ロケット飛ばす”金”
ホリエモンが以前ロケット事業をやってたことは広く知られてますが、実は現在も関わっています。
具体的には「インターステラテクノロジズ（IST）」というロケット会社に携わってますね。
これは、民間主導で宇宙へロケットを飛ばすという、日本でも非常に珍しいスタートアップ事業です。
でも――
当たり前ですがロケットって、そんなに簡単に飛ばせるものではありません。
むしろ、「とにかく金がかかる」「国の規制にがんじがらめ」というのが宇宙開発のリアルです。
🧾 実際に受けている支援は…
| 支援内容 | 詳細 |
|---|---|
| 文部科学省 SBIR補助金 | 最大 46.3億円＋20億円（計66.3億円）をISTが採択。さらに今後最大 80.7億円規模に拡大予定。 |
| 北海道・大樹町からの支援 | 用地提供、発射場整備、地元インフラ整備（国の交付金活用） |
| 経産省やJAXAとの協力 | 超小型衛星や宇宙データの商業利用に向けた制度連携・技術共有 |
つまりこの事業、“民間”でやってるとはいえ、実際は“国や自治体”に頼りまくりな構造なのです。
🤐 だからホリエモンは、自民党を批判できない
補助金、規制緩和、技術支援――
これらすべてが、自民党主導の政策によって実現しています。
もしホリエモンが
「今の政権は無能」
「自民党は利権まみれのクズ政党」
なんていつもの調子で発言をしたら、補助金や支援が打ち切られるリスクがあるわけです。
ホリエモンは何でも噛みつく印象がありますが、実はポジショントーク（自分の立場が有利になるような意見すること）をしまくってます。だからこそ、自民党を擁護しまくるのです。
✅ 理由②：逆張り気質
ホリエモンはよく「世間の風潮」や「大多数の意見」に乗らず、あえて反対意見を述べてきました。いわゆる逆張りです。
そうすることで世間の注目を浴びる戦略とも言えますが、本当はもっと単純な動機に見えます。
それは…
単にひねくれてるからです。
📌 実際、こんな逆張り発言をしてきました
ホリエモンの過去の言動を振り返ると、世間と逆張りする発言が色々とあります。
| 世間の空気 | ホリエモンの発言 |
|---|---|
| 政治家の裏金問題は許されない | 「裏金なんて絶対あるって思ってた。思ったより金額が少なくて、もっと巨悪な感じのが盛り上がったのになぁって印象。」 |
| 転売ヤー許すまじ！ | 「転売ヤー批判とかまじでやめて欲しいんですよね。感情論で邪魔すんなって感じ」 |
| 五輪は中止すべき | 「東京都としては（開催する方向で）毅然とした態度を貫き通すべきだと思う」 |
| 財務省は解体すべきだ！ | 「財務省解体デモやっても何の意味もねえよ。解体したらもっと大変なことになっちゃうよ」 「朝から晩まで身を粉にして国民のために働いてくれてる財務省の人って俺すげえと思うよ。」 |
まあ、某パリの小部屋の人と比べればまだ合理的な面もありますが、でも世間の風潮に対して斜に構えた感じはありますね。逆に、世論と同じことを言ってるのは見たことないのでは？
🙋♂️ 本人も認めている
これは本人も隠していません。
ホリエモンはこれまでに、インタビューやSNSでこんな言葉を残しています：
- 「俺は“みんなと同じ”が嫌いなんだよね」
- 「空気に流される人が一番信用できない」
- 「叩かれても気にしない、むしろ燃えてくる」
やっぱり――
逆張りは「合理的な理由」よりも、“ひねくれたい気質”なんです。
というわけで
ホリエモンは
- ロケット事業で優遇してもらうため
- 世間と逆張りしたい性格
から、自民党を擁護するのです。
フジテレビ買収騒動の時みたいに既得権益をぶち壊す様から、巨悪に立ち向かう正義のヒーローのように思いがちですが、何だかんだで自分に有利になるために、政府や自民党とズブズブな一面もあるのは事実ですね。
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