こんにちは、アリスターです。
僕は2020年まで
Canonという大企業の
デジカメ開発部門で働いてました。
あのカメラメーカーの
Canonですね。
詳しくはこちら。
Canonという会社は
典型的な日系企業で
これがまた面白いくらい
大企業病をこじらせてました。
こじらせすぎて末期です。
今回は、大企業病をこじらせた
Canonの末路をご紹介します。
どこが大企業病なのか?
では、具体的に
一体何が大企業病なのか?
まず何といっても
「チャレンジできない事業体制」
です。
2023年、
Canonの売り上げの二大巨頭は
プリンターとデジカメです。
15年前の話じゃないですよ?
2023年現在、です。
もちろん、ご存じの通り
両者共に斜陽産業です。
コピー機など時代遅れの産物だし
デジカメも、全盛期の1/10まで
売上台数が減りました。
でも、デジカメとプリンター依存
から脱却できず、
未だに大量の社員が従事してます。
こうなった一番の原因は
「失敗を過剰に恐れる」
体質にあります。
失敗すると
社内で徹底的に叩かれるし
挽回するまで仕事が終わりません。
だから、みんな嫌なんです。
でも、チャレンジせず
現状維持にしとけば
仕事は増えないから楽です。
そして誰も責めません。
だから皆、新しいことに
チャレンジしないため
未だにCanonの二大看板は
コピー機とデジカメなのです!
誰も責任負わず”うやむや”へ
僕が働いていた9年間のうちで
カメラ部門の中でも
数々の爆死したプロジェクトを
見てきましたが
誰も責任を負った姿を
見たことがありません。
例えば、
僕の所属していた部署が
膨大な時間を割いて開発した
『オート撮影』の機能がありました。
そして残念ながら、
全く話題にならず
数年後ひっそりと機能を消しました。
でも誰も責任を負ってません。
そうなるのも当然。
誰に責任があるのか曖昧だから。
仕事は基本、満場一致スタイル。
各部署がOKを出して先に進みます。
だから製品が爆死しても
「みんなOKって言ったよね?」
「じゃあ皆に責任があるな~」
なんてことを言って
結局あやふやにするので
誰も責任を負わないってわけ。
会長が絶対権力者
Canonは
会長(※)に絶対権力があります。
※会長 兼 社長 兼 CEO
事業方針も人事も
会長の鶴の一声で決まるし
会長が細部まで介入するので
役員ですら、めちゃくちゃ
会長の顔色を窺ってますね。
つまり強烈な
『トップダウン』です。
そんなトップダウンは
現場社員のレベルでも根強いです。
『どんな製品を開発するか』など
仕事は基本、細部にわたって
上が勝手に決めてくる。
ホワイトカラーの社員でも
「決められた通りに作る」だけ。
また何でもかんでも
上司の承認がないと
先に進めないし、行動できない。
例えば、
1500円の備品を買うのも
バグ修正を評価部門に報告するのも
課長の許可がないとダメです。
部長承認も必要なケースも多い。
だから、仕事は
「指示待ち」の方がスムーズだし
あらゆるスピードが遅いし
課長クラスの業務負荷が高すぎて
ブラック化してますね。
(部長も課長によく丸投げするので)
高齢化企業
大企業にありがちな
『社員の高齢化』
Canonは特に激しいです。
僕が入社した時は
社員の平均年齢40歳だったのに
いまや
平均年齢45歳。
半分がアラフィフ以上って
ヤバくない?
なので社内はおじさんだらけで
しがれて、生気を失ってて
古臭い空気が充満してました。
トイレもタン吐き会場と
化してましたからね。
おじさん世代はタバコ吸ってたから
タンが喉に絡むんですよ。
そして、役員は
高齢化のリーダー的存在です。
50代が若手で、メインは60代。
会長兼社長が87歳で
副社長が82歳、74歳。
会長兼社長は
もう呂律が回ってないので
半分、何言ってるか分かりません。
高齢者だらけの役員。
まるで国会議員みたいですね。
大企業病をこじらせた末路
・落ち目の産業にどっぷり依存
・失敗の責任はうやむや
・強烈なトップダウン
・社員は平均45歳と高齢化
こういった大企業病が
末期になった結果
Canonは今こうなっています。
①30代社員の大量辞職。
企画、開発、事務など
現場の主力は30代です。
大企業は、仕事も専門的で
一人で動けるには数年かかるし
特に開発は基本、
院卒24~25歳からの入社ですしね。
そして、現場でバリバリ手を動かす
30代がどんどん辞めています。
この6年で30代は
8000人→5000人まで減りました。
リストラは一切してません。
みんな自ら辞職していったのです。
その分、
現場がしんどくなってきた40代が
駆り出されてます。
また代わりといっては何ですが
40代は7200人、50代は8100人と
しぶとくお残り下さっています!
最大のボリューム層は
50代です!バンザイ!
50代というと
現場はもう無理で管理職になるから
船頭多くして何ちゃらですよ~!
何の仕事してるか不明な
おじさんがいっぱいいますよ~!
更に、これを上回る最大のガンは
再雇用60代!
この6年で800人→2000人!
いやマジで、
再雇用の爺さんって
現場は扱いに困ってんですよ。
現場はもちろん無理だし
責任あるポジションも制度上無理。
雑用的な仕事も厳しい。
この前まで何年も部長やってた人に
「この機材捨ててきて」と言えます?
結局、アドバイザーとして
時代遅れのご意見番を務めて頂くと。
只でさえ50代多すぎて、
管理職が余ってるのに。
②会長が亡くなったら終わり
会長が絶対権力を振るい、
実に35年間も
独裁的な事業運営をしているため
その他役員は
全てイエスマンです。
役員は、
会長のご意向を伺う仕事ばかり。
まともな経営判断ができないため
マジで地蔵です。
そんなワンマン会長も御年87歳。
そろそろ、天界からのお迎えも
見えています。
それで。
会長いなくなったらどうする?
まともな役員経験を積んでない
地蔵しかいないけど?
外から引っ張ってくるにも
斜陽産業の会社を
舵取りしたい人いるんかな?
僕は、会長がいなくなったら
マジでこの会社終わるなと
確信してます。
③黒ひげ危機一髪状態
会長の余命と連動した
カウントダウンもそうですが
そもそもオワコンの
プリンターとデジカメ以外
まともに力入れてないけど
どうするんでしょうか?
口では新規事業と散々言ってますが
言い始めて10年、未だに
人員を全然割いてないんですよね…
まあ、責任うやむや体質で
失敗とまじめに向き合わず
「現状維持でいこーぜ」
が、役員から現場レベルまで
ドップリ浸透した会社ですしね~。
実際、この10年でやったことは
「斜陽で落ちた利益分を
新しい会社買ってカバー」
これを繰り返しただけです。
つまり、ただの延命措置。
そのうち、時代の流れで
致命的な革新が起きて
”黒ひげがボーンと飛び出る”
日がやってくると僕は思います。
いや、確信してます。
例えば
環境問題が拍車かかって
紙資源を乱用するコピー機が
悪の象徴になったり。
スマホカメラでも
数十万の一眼カメラを上回る
写真が撮れるようになったり。
そうなった時は
会長の天命を待たずして
会社が終わるでしょうね。
というわけで
大企業病が末期症状になった
Canonという会社は
THE END
という結末が見えてる次第です。
僕が会社を辞めたのも
これが大きな理由の1つですね。
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きっかけは
YouTubeチャンネル売買という
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昔はCanonのデジカメ開発部で
長時間残業と休日出勤だらけの
社畜生活で年収550万円でした。
でも今は
たった1日1時間の作業で
年収3000万円を突破しています。
既に稼いでる
YouTubeチャンネルを買って
動画作りはすべて外注任せ。
広告収入をガッポリもらった後に
チャンネルを欲しい人に売る。
これを繰り返して、1日1時間で
年収3000万を実現しました。
お前には才能あったんだろと
よく言われます。
ですが僕は、30歳で
会社の窓ぎわ部署に
飛ばされたほど仕事できませんし
陰キャなので喋るのも
文章書くのもヘタクソです。
結局、稼げるビジネスの知識があるか
なんですよね。
僕はたまたま知ったから稼げただけです。
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