どこまで強欲なんだGoogle！
こんにちは、アリスターです。
視聴者から
スパチャを煽るような
こんな機能が始まりました。
一体この
スパチャ「目標」
とは具体的に何なのか？
どうして
こんな賛否両論となる機能が
導入されたのか？
今から詳しく
解説いたしましょう。
「目標」とは？
2024年10月下旬、
YouTubeの
ス－パーチャット（投げ銭）機能に
突然、「目標」が追加されました。
これは配信者が
スーパーチャット（スパチャ）の
目標金額を設定することで、
視聴者のスパチャ意欲が
より高まるように
意図されたものです。
ライブ配信中に
スパチャの”目標回数”に対する
進捗バーがリアルタイムで表示され、
実際にスパチャが入るとカウント。
バーが伸びていきます。
なおカウントする
最低金額（色）も決められるので
例えば
「500円（緑色）以上からカウント」
なんてことも可能です。
（字面だけ見ると最低ですね…）
そして目標を達成すると
配信者が視聴者に
ご褒美をあげる仕組みになっています。
例えば
「福山雅治のモノマネします！」
みたいに。
これ、問題では？
この新機能は
とても問題だと思います。
というのも
スパチャを強要する圧力に
繋がりやすいから。
表向きは、スパチャにより
配信者の目標達成に
貢献できる仕組みですが、
むしろ視聴者に対し、
「スパチャをしなければならない」
という心理的な圧力をかける方が
強いでしょう。
そうなれば視聴者は
「スパチャをせねば
自分は配信者を応援していない！
真のファンではない！」
という認識を持ちやすくなり
無理してでも
スパチャをする人が
さらに増えてしまいます。
スパチャは元々
視聴者の善意や応援の気持ちで
投げるものであり、
ライブ配信の
”おまけ”なはずです。
あくまでメインは
皆でコンテンツや
コミュニケーションを楽しむもの。
しかし、
この「目標」制度により
スパチャ自体が
ライブ配信の主目的になる人が
かなり増えます。
ただでさえ今でも
スパチャした人しか相手しない
配信者がいるのに
ますます
守銭奴な配信者
が増えてしまいますね。
最悪、配信者自体が
目標達成にこだわるあまり
スパチャを強要して
アカウントBANになりかねません。
…なお、これは
完全に余談ですが
歴代スパチャ最高額を記録したのは
まさかの人物でした。
なぜこんな機能を？
それにしても
YouTubeはなぜこんな
悪どい機能を導入したのか？
結論から言うと…
……
「スパチャが美味しいから」です。
YouTubeは
スパチャ額に対して
約30％の手数料を徴収しています。
つまり
￥10,000の赤スパが投げられたら
￥3,000を中抜きし
配信者に入るのは￥7,000です。
このスパチャ手数料は
YouTubeサイド（＝Google）
にとって、
動画広告やYouTube Premium、
その他の収益手段に比べて
非常に効率良く稼げる方法です。
動画広告の場合は
違反広告の監視や、
広告表示アルゴリズムの改善など
何かと経費がかかります。
また近年は、
広告ブロック対策も
力を入れまくっており
その分、
開発費もかかっていますね。
でもスパチャに
そんな労力は掛かりません。
またメンバーシップや
YouTube Premiumは月額制なので、
どうしても収益の伸びが鈍い。
しかしスパチャは煽れば煽るほど
収益がデカくなる！
まさに青天井です。
…ここで一つ、
面白い情報をお伝えしましょう。
YouTubeは…
……
スパチャの強要や、
過度なスパチャ煽りを
禁止していません。
是非、
YouTube利用規約（ガイドライン）を
読んでみてください。
一切書かれてませんから。
倫理的に問題のある動画は
すぐにBANするけども
スパチャ煽りに関しては
黙認どころか
むしろ自分たちが率先して行う。
Googleはまさに
拝金主義のアメリカ企業
って感じですね。
視点を変えよう
近年はとにかく
YouTubeの利用環境が
悪化するばかりです。
スキップ不可の広告が
５秒→１５秒→３０秒など
年々長くなってきて
それが嫌なら
YouTubePremiumに入って
毎月1180円払えと。
それなのに今回
スパチャを煽るような機能を
導入してまで
どれだけ視聴者から
搾取したいのか？
正直ムカついている人も
多いはずです。
でもそれは、視聴者という
利用する側の立場だから。
配信者（YouTuber）サイド
に自分もなれば
YouTubeの強欲な金稼ぎ力を
逆に利用できて
儲かります！
とはいえYouTubeも
なかなか厳しいんですよね。
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平均１年も
かかるのが現実です。
そして、
収益化を達成したYouTuberは
全体のたった10％。
つまり90%のYouTuberは
収益が全くありません。
正直、キツすぎて
やってられませんよね。
でも、それならさ。
すでに収益化している
チャンネルを
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